まさか自分たちでオンライン英会話を始めるとは思ってもいませんでした。
なぜ始めたかというと、「フィリピン人の雇用を作りたい」という思いからです。
もっと言えば、目の前の友達を助けたいという思いから始めました。
英会話学校だったり、カフェだったりとさまざまな場所で働いていました。
特に大きな不自由を感じることなく働いていましたが、
災害とは思ってもみないところから現れます。
そう、コロナウイルスです。
この未知なる病気のせいでフィリピンだけでなく、世界中が大騒ぎ。
多くの人が今も苦しんでいます。
そして、観光資源で養っている人が多いフィリピンでは、多くの人に影響を与えました。
フィリピン政府は街全体をロックダウンにして、フィリピン中に制限をつけました。
まず、外出が禁止になりました。
なので、スーパーも行けず、職場にも行けません。
なので、ご飯が食べられない人や、稼げなくなる人が増えてきました。
そして、次々に解雇されていきました。
仕事がない人が増えてきました。
家族を養えない人が増えてきました。
物乞いの人・家族が増えてきました。
セブ島在住の日本人も次々に帰国していきました。
フィリピン全土が不安に包まれました。
そして、ロックダウンは今も続いており、まだ苦しんでいる人が多くいます。
お金なんて減っていくばかりだし、仮にお金持ちだったとしても、
お金をあげ続けることはお互いを苦しめるだけなので、やらないほうがいいと思ってます。
ただ、目の前のフィリピン人になにかできないか?
この問題を解決するにはどうしたらいいかを考えました。
そこでふと目についたのが、英会話学校を解雇された先生でした。
もしかしたら、先生と英語を学びたい人をマッチングさせたら、
先生達お金をもらうことができてハッピーなんじゃないか?
と思って、友達に連絡してみて、話をしてみたら、
実際にやりたいと言ってくれた人が少しずつ集まってきてくれました。
ほんのすこしの人を助けられるようになりました。
そして、形となったのが、セブ太郎Englishというオンライン英会話です。
まだまだ小さいし、影響力もありません。
ただ、セブ太郎Englishが少しずつ大きくなり、
できることが増えるなら、もっと多くの人に価値を提供できると思っています。
いずれは、語学学校できたらいいなと思っています^^
ただ、事業というものは遊びではありません。
お金を頂いて、サービスを提供すること。
そして、先生という従業員と大事なお客様に対して責任を背負っていく覚悟をもつこと。
大事なことを忘れずに先生達と進んでいきたいです。